不動産相続を依頼する司法書士の選び方

不動産相続にともなう相続登記とは、不動産を所有している人が亡くなった時に、相続をする人に対して名義を変更する手続きのことです。各都道府県にある法務局で手続きを行うことができますが、登記の方法には3つのパターンがあります。亡くなった人があらかじめ遺言書を残しておいて遺言書の内容に従って相続登記をする方法、相続人全員で不動産を取得する人を決める話し合いを行う遺産分割協議による方法、法定相続分によって不動産相続登記を行う方法です。いずれの場合にも、手続きのために何度か法務局に出向いたり、必要書類をそろえる手間などがあるため、手続きに不安がある人は司法書士に依頼する方法を選択するとよいでしょう。

不動産相続の手続きを依頼する司法書士を決める方法としては、まず第一に事務所が行きやすい場所にあるかどうかです。不動産相続の手続きがシンプルに終わりそうであれば、郵送や電話のやりとりだけですむこともありますが、直接相談したいことがある場合には、自宅から行きやすい場所に事務所を構えている司法書士に依頼をするとスムーズになります。また、司法書士の中でも、特に不動産相続に対する案件を豊富にこなしている司法書士を選んでおくと、経験値が豊富でさまざまな事案にも的確に対応してもらうことができます。特に相続に関して問題を抱えている場合や複雑な手続きになることが予想される場合には、これまでの実績が豊富な専門家を選んで相談をするようにしておくと安心です。

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